お役立ち記事 民泊

オーナー向け民泊運営の1日の流れ

2026年3月31日

■ はじめに

民泊を始めようと考えたとき、
実際の運営ってどんな感じなのか?」と気になる方は多いと思います。

収益や制度についての情報は多く見かけますが、
日々の運営がどのように回っているのかについては、あまり詳しく語られていません。

この記事では、民泊の現場で実際に行われている“1日の流れ”をご紹介します。
※民泊運営では管理会社に委託する場合と自主管理に分かれます。
今回は自主管理を行う場合の1日の主な流れについてご紹介します。

まず前提として、民泊運営の中心は
「チェックアウト後から次のチェックインまでの時間帯」です。

この間にどれだけスムーズに準備ができるかで、
その日の評価やトラブルの有無がほぼ決まります。

主な業務はシンプルで次の3つです。

・清掃と部屋のリセット
・予約管理とゲスト対応
・問い合わせ対応

■ 午前:チェックアウト対応と清掃手配

多くの民泊では、チェックアウトは10時〜11時に設定されています。

この時間帯にやることはそこまで多くありませんが、
抜けがあると後で響きます。

・ゲストがきちんと退室したか確認
・忘れ物のチェック
・清掃スタッフへの連絡

特に清掃は、民泊運営の中でもかなり重要です。
部屋の状態=レビュー評価に直結します。

ここが雑だと、どれだけ立地や設備が良くても評価は伸びませんのでしっかりこまめに清掃しましょう。

■ 午後:清掃・備品補充・部屋の最終チェック

チェックアウト後は、すぐに清掃とリセット作業に入ります。

主に
・室内の清掃
・シーツ・タオルの交換
・アメニティの補充
・設備の動作確認

といった内容です。

日本の場合、海外に比べて「清潔さ」の基準がかなり高いため、
細かい部分まで気を配る必要があります。

■ 夕方:チェックイン対応

チェックインは15時以降が一般的です。

最近は非対面チェックインが主流ですが、
それでも一定数の問い合わせは発生します。
特に海外のお客様の場合は初めは顔を合わせてあげると安心感を与えられ
良いかと思います。

・チェックイン案内の送付
・鍵の受け渡し方法の説明
・当日の問い合わせ対応

よくある問い合わせとしては、

・鍵の開け方が分からない
・Wi-Fiの接続方法が分からない

といったものです。

ひとつひとつは小さな内容ですが、
対応が遅れるとそのまま不満につながることもあります。

■ 夜:問い合わせ・トラブル対応

夜の時間帯は、問い合わせやトラブルが発生しやすい時間です。

例えば、

・エアコンや給湯器の使い方
・騒音や近隣トラブル

特に騒音やゴミ出しなどでクレームが入ると、
最悪の場合、運営自体に影響が出ることもあります。

■ (補足)オーナーが海外にいる場合はどうなるか

日本に住んでいない場合、
ここまでの業務をすべて自分で対応するのは現実的ではありません。
そのため、現実的には管理会社に委託することになります。

管理会社は上記で案内したような日常の業務に加え

・トラブル対応
・レビュー管理

といった業務をまとめて代行します。

費用は売上の20%〜30%程度が目安ですが、
運営の安定性を考えると必要なコストと考える方が多いです。

  • この記事を書いた人

Kazuto Sato

観光法務のスペシャリスト(行政書士有資格者) ■ HIS・外資系旅行会社・海外現地法人での実務経験10年以上 ■ 観光業に特化した法務アドバイザーとして活動中 「現場を知るプロ」として、民泊・旅行業・宿泊業の複雑な手続きや法令を分かりやすく解説。事業者の不安を「安心」に変える実務直結型のサポートを提供します。

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